8年間でスタメンマスクは10試合。DeNA西森将司、去り際の笑顔と感謝。
「もしあの時、打っていたら」「もしあの時、怪我をしなかったら……」そんな思いを抱えて、また今年もプロ野球界から去っていく選手達がいる。スター選手ならば引退の花道も明るく賑やかだが、そうでない他の多くの選手達の、その引き際はひっそりとしていて、ほとんどの人が気づきもせず……。
このコラムは、そんな決して明るくはない最後の花道を歩いた1人のプロ野球選手にスポットを当てた、静かで、熱い物語である。
(中略)
「あいつなら絶対2ケタ勝てます」
とりわけ西森が期待を寄せている投手が、平良拳太郎だ。2年連続で5勝を稼いだ24歳の可能性を語るとき、西森の口調は、自分について話すとき以上に熱を帯びる。「あいつなら絶対2ケタ勝てます。持ってる球は一級品ですし、フォームでタイミングを狂わせる器用さもある。条件としては、本人にもずっと言ってきたんですけど、『インコースに投げれな絶対アカン』と。あいつは気がやさしいんで」
(中略)
「交流の場をつくりたいなと」
引退発表から、1カ月余りが過ぎた。その間に秋は深まり、道の端に吹き寄せられた落ち葉が冬の訪れを告げている。西森と球団との契約も、11月いっぱいで切れた。季節の変わり目に静かに門出の日を迎えた31歳には、進むべき道がもう見えているという。「考えていることがあるんです。横浜で、ベイスターズファンの方たちがいっしょになって盛り上がれるような交流の場をつくりたいなと思っています。いろんなアイディアを実現できるかもしれないと思うと、むちゃくちゃ楽しみですね。こんな短期間で次にやりたいことが決まってるなんて、『お前、現役のときから考えてたやろ! 』って思われてもしょうがないぐらい」そう言って、西森は笑った。平良をはじめとするベイスターズの若い投手たちが一軍の試合で次々と勝ち星をつかむ。そんな映像をファンと肩を並べて見つめる西森の姿が、来年には横浜のどこかで見られるかもしれない。
(「ニッポン野球音頭」日比野恭三 = 文)
※他にもいろいろエピソード載ってるんで、ぜひ読んでみてください!
西森の記事や。みんな見てくれい。
Forreal書いてる日比野恭三さんが書いてるで。
引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1575177279/
雑談用のページをつくりました。ご利用いただけると嬉しいです。
http://lovebaystars.com/archives/4278174.html
【DeNA西森、引退後は「ファンの交流の場を作りたい」 「(平良は)絶対二桁勝てる投手」】の続きを読む